動画編集を始めたのに、応募しても応募しても案件が取れない。そんな状況にいませんか。


- 応募30件に対する返信の数
- テスト案件から勧誘に変わる流れ
- 案件が取れない原因の分析
- 未経験者が最初にやるべきこと
結論からお伝えします。私はランサーズで30件ほど応募し、受注はゼロです。返信が来たのは3件だけでした。
さらに正直に書きます。そのうち進んだテスト案件2件は、どちらもスクールへの勧誘でした。仕事ではなかったのです。
私は電気通信の施工管理として10年半勤めた会社を辞め、フリーランスとして動画編集を始めました。まだ1円も安定した収入を得られていません。だからこそ、うまくいっていない側の現実をそのままお伝えできます。
応募30件で受注ゼロという現実
まず数字をお見せします。きれいごと抜きの実数です。同じ状況の方に、自分だけではないと知っていただければと思います。
案件が取れないのは珍しいことではありません。ただ、その事実を具体的な数字で書いている人は多くありません。
応募から返信までの数字
私がランサーズで応募した件数と、その結果です。

- 応募した件数 30件ほど
- 返信や面談まで進んだ件数 3件
- テスト案件まで進んだ件数 2件
- 継続的な受注 0件
返信率は10分の1です。応募の9割は、読まれたかどうかも分かりません。最初のころは「こんなものだろう」と受け止めていました。
動画編集を始めた時期
私が動画編集を本格的に始めたのは、2026年7月です。会社を辞めたのは3月なので、退職から4か月が過ぎていました。
この遅れには理由があります。失業給付を受け取っていた期間は、育児と親の仕事の手伝いに追われ、思うように勉強できませんでした。結果として、収入が途絶えてから技術を学び始めるという一番きつい形になっています。
退職前に手をつけておけばよかったというのが、最大の反省点です。この話は会社員を辞める前に必ずやるべき準備7つと貯金額に詳しく書きました。
使っているソフトと作ったもの
編集にはPremiere ProとFilmoraを使っています。どちらも情報が多く、初心者でも学びやすいソフトです。
自主制作の動画は3本作りました。ただし1本は練習用のため、作品として公開できません。人に見せられる自主制作は、実質2本だけという状態です。
テスト案件2件はどちらも勧誘
ここからが、この記事で最もお伝えしたい部分です。返信が来て前に進んだ案件は、どちらも仕事ではありませんでした。
同じ手口で時間とお金を失う方が出ないよう、実際の流れをそのまま書きます。
面談から始まる流れ
応募して返信が来たとき、正直に言えば嬉しかったです。しかし次に案内されたのは、オンラインでの面談でした。
今なら分かりますが、クラウドソーシングで採用前に面談を求めるのは不自然です。通常、発注者は提案文と実績を見て判断します。わざわざ時間を取って話す手間はかけません。
面談では実力の確認という説明を受け、テスト案件へと進みました。
数百円のテスト案件
テスト案件の内容は、YouTube動画やインスタグラム向けのショート動画でした。報酬は500円から1000円程度です。
金額は少ないものの、報酬は実際に支払われました。だからこそ「本物の仕事だ」と信じてしまいます。ここが巧妙な点です。
私は2件ともこの流れを経験しました。偶然ではなく、決まった型があるということです。
フィードバックの後に来た勧誘
テスト案件を納品すると、丁寧なフィードバックが届きました。技術的な指摘もあり、ありがたいと感じたのを覚えています。
しかしその後に続いたのは、継続案件の話ではありませんでした。動画編集スクールへの勧誘だったのです。
2件とも同じでした。私はどちらもお断りしています。調べてみると、29万8千円のスクール契約に至った被害例も報告されていました。
見分けるための注意点
私の経験と、あとから調べた情報をもとに、注意すべき点をまとめます。この2件で何が起きたのかは動画編集のテスト案件2件がスクール勧誘だった話に詳しく書きました。

- 採用前のオンライン面談の要求
- 初心者歓迎を強調する募集
- 数百円程度のテスト案件
- 外部のツールやSNSへの誘導
- 納品後の手厚すぎるフィードバック
すべてが勧誘とは限りません。ただし面談を求められた時点で、いったん立ち止まる価値はあります。断っても失うものはありません。
案件が取れない原因の自己分析
勧誘の話とは別に、そもそも応募が通らない理由も考える必要があります。原因は自分の側にもあると感じています。
30件応募して9割から反応がないという結果は、提案の中身に問題があることを示しています。
ポートフォリオが未完成であること
最大の原因はここだと考えています。発注者が見るのは、経歴でも熱意でもなく作品だからです。
私はランサーズにポートフォリオを掲載していますが、まだ十分な内容とは言えません。実力を証明できる作品が足りていない状態です。
実力を示す作品がないこと
自主制作は3本ありますが、1本は練習用で使えません。残り2本で「ここまで編集できます」と伝えるには不十分です。
発注者の立場で考えれば当然のことでした。見せられる作品がない人に、お金を払う理由はありません。実績がないなら、作品で示すしかないのです。
今取り組んでいること
そこで今は、案件獲得のためのポートフォリオを新しく作り直しています。応募の数を増やすより、見せるものを整えるほうが先だと判断しました。
焦っても仕方がありません。数を打つ前に、打つ球の質を上げる段階だと考えています。
あわせて、応募を待つだけでなく自分から営業もかけてみました。その結果は初めての営業は4件で全滅に書いています。
動画編集の案件のよくある質問
ここでは、動画編集の案件について私が実際に疑問に思ったことにお答えします。未経験から始める方がつまずきやすい点を中心にまとめました。
気になる項目だけでも目を通してみてください。
動画編集の案件はどれくらいで取れますか
人によって大きく違います。私は30件応募して現時点で受注ゼロです。ポートフォリオが整っている方なら、もっと早く決まるはずです。作品の準備が結果を左右します。
テスト案件は受けても大丈夫ですか
内容によります。採用前に面談があり、報酬が数百円で、初心者歓迎を強調している場合は注意してください。私はこの条件がそろった案件を2件受け、どちらもスクール勧誘でした。
スクールに入れば案件は取れますか
私は入っていないため断言できません。ただし勧誘の場で高額な契約を急がされるようなら、いったん持ち帰るべきです。29万8千円の契約に至った被害例も報告されています。
未経験でもポートフォリオは作れますか
作れます。実際の案件がなくても、自主制作で問題ありません。私も自主制作の動画を作って掲載しています。素材はフリー素材でも十分に成立します。
最初に使うソフトは何がいいですか
私はPremiere ProとFilmoraを使っています。どちらも解説が豊富で、独学しやすいソフトです。まずは1つに絞って、操作に慣れることをおすすめします。
応募する数を増やせば取れますか
数だけでは難しいと感じています。私の返信率は10分の1でした。見せる作品がないまま応募を重ねても、結果は変わりません。まず作品を整えるほうが近道です。
まとめ
動画編集を始めて2か月の時点での現実を、そのまま書きました。
- 応募30件に対し返信は3件
- テスト案件2件はどちらも勧誘
- 採用前の面談は疑うべきサイン
- 報酬数百円のテスト案件に注意
- 案件獲得の鍵はポートフォリオ
案件が取れないのは、あなたに能力がないからとは限りません。見せるものが用意できていないだけという場合があります。私自身がそうでした。
そして返事が来たからといって、それが仕事とも限りません。面談を求められたら、いったん立ち止まってください。断る勇気を持つことも、この仕事では必要です。
私はまだ結果を出せていません。貯金を切り崩しながら、収入をつくるまでの途中にいます。どれくらいのペースで貯金が減っているかは、脱サラ半年で貯金は150万円減るで公開しました。作り直したポートフォリオについては、動画編集のポートフォリオを未経験から作った話に書きました。実績がない状態で何を作ったのかを、そのまま載せています。うまくいかない過程も、これからも記録していきます。


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